副業を始めようとクラウドソーシングを調べると、必ず出てくるのが「クラウドワークス」と「ランサーズ」の2サービス。どちらも日本最大級のクラウドソーシングプラットフォームですが、特徴や向いているユーザーには違いがあります。この記事では6つの観点で徹底比較し、副業初心者がどちらを選ぶべきかを明確に解説します。

chapter 01クラウドワークスとランサーズの基本情報

まず2サービスの基本スペックを確認しましょう。

項目 クラウドワークス ランサーズ
設立年 2011年 2008年
登録者数 約500万人以上 約90万人以上
案件数 非常に多い(国内最大規模) やや少なめ
手数料(受注側) 累計報酬額に応じて5〜20% 累計報酬額に応じて5〜20%
本人確認 任意(推奨) 任意(推奨)

chapter 026つの観点で比較する

比較:案件数・仕事の種類

案件数ではクラウドワークス(CW)が圧倒的に優勢です。ライティング・デザイン・プログラミング・データ入力・事務作業など、あらゆるジャンルで初心者向けから上級者向けまで幅広く揃っています。ランサーズも多彩なカテゴリを持ちますが、総案件数ではCWに軍配が上がります。

point

案件を探すスタート地点としては、選択肢の多いクラウドワークスが圧倒的に有利です。特に「Webライター・データ入力・文字起こし」などの初心者向け案件はCWの方が豊富です。

比較:手数料の仕組み

両サービスとも、クライアントから受け取った報酬に対して手数料が引かれます。手数料は累計報酬額に応じて段階的に下がる仕組みです。

累計報酬額(税込) クラウドワークス手数料 ランサーズ手数料
〜10万円 20% 20%
10万円〜20万円 15% 15%
20万円〜 5% 5%

累計報酬が増えるほど手数料率が下がるため、長期的に活動すればするほど手取り額が増えます。最初は高めの手数料がかかりますが、それは両サービスとも同様です。

比較:UI・使いやすさ

UIの直感的なわかりやすさではクラウドワークスがやや優位です。初心者でも迷わず案件を検索・応募できるシンプルな設計になっています。ランサーズは機能が充実している分、慣れるまでやや時間がかかる印象があります。

比較:案件の質・単価

高単価・専門性の高い案件を探している場合は、ランサーズの方が質の高い案件が集まりやすい傾向にあります。ランサーズには「認定ランサー制度」があり、実績のある上級ライターが多く活動しているため、クライアント側も質を求める案件を出しやすい環境があります。

比較:サポート体制・安全性

両サービスとも、仮払い制度を導入しています。これは、クライアントが案件発注時に報酬をサービス側に預け、納品確認後にライターへ支払われる仕組みです。「仕事をしたのに報酬が支払われない」というトラブルを防ぐ重要な仕組みで、両サービスとも安心して利用できます。

point

仮払い制度を使っていない案件(「後払い」を主張するクライアント)には注意が必要です。必ず仮払い設定のある案件を選びましょう。

比較:特定ジャンルへの強さ

ジャンル クラウドワークス ランサーズ
Webライティング ◎ 案件数が非常に多い ○ 質の高い案件もある
データ入力・文字起こし ◎ 初心者向け案件が豊富 △ 少なめ
Webデザイン ◎ 専門案件が充実
プログラミング・開発 ◎ 高単価案件が多い
翻訳 ◎ 専門性の高い案件あり

chapter 03結論:初心者はクラウドワークスから、慣れたらランサーズも活用

2サービスの比較を踏まえた結論を、以下の比較表でわかりやすく整理しました。

ランサーズ
  • 専門性・高単価案件が集まりやすい
  • デザイン・開発系に強い
  • 認定ランサー制度でブランディング可能
  • 実績を積んだ中級者以上に向く

副業初心者はまずクラウドワークスに登録して最初の案件を受注しましょう。実績が積まれてきたらランサーズにも登録し、より高単価・専門性の高い案件を狙う「2刀流」がおすすめです。

point

両サービスへの登録は無料です。クラウドワークスで最初の5〜10件をこなし、実績ができたらランサーズのプロフィールに実績を記載して応募を始めるのがスムーズな流れです。